MNHグループの商品開発事例です。
商品は知的財産権で保護され、誰にも真似されずまた誰とも競争しない商品づくりを進めています。そのような商品だからこそ、そのスキームの中に社会課題を解決する仕組みを組み込んでも、継続的な仕事づくりや支援などが可能になるのです。
「知的好奇心に火を点ける」をテーマとした、鉱物や化石をマッチ箱に収めた科学雑貨。
その商品づくりの過程で、多様な働き方を提供するスキームを組んでいます。
福祉作業所の仕事づくり
箱の組み立てなどの作業を福祉作業所に依頼しています。より多くの「仕事をつくる」をモットーに、商品が売れれば売れる程、仕事が増える仕組みをつくっています。
重度障がい者の仕事づくり
重度障害を抱える方が選択できる仕事がとても少ないという現実があります。グループのノウハウを活かし、福祉作業所へのヒアリングを重ね、琥珀を磨く作業を依頼しています。
主婦の社会復帰サポート
家庭の事情で一度は離職したものの、「働きたい」という気持ちをもった主婦層は多く存在します。社会に踏み出す第一歩として、最後の梱包作業・確認作業を依頼しています。
地域のお土産や遊園地、テーマパーク、企業の記念品など、様々な形でオリジナル商品を展開している「ひとスナックシリーズ」。全国で170種類以上が展開されています。
福祉作業所の仕事づくり
特にB型作業所と呼ばれる福祉作業所に多くタッグを組んでいます。紙を巻くだけで商品が仕上がる設計にすることで、比較的容易に取り組むことが可能です。
どんな地域でも、その土地”ならでは”の商品へ
作業所に仕事を依頼できるのは商品が売れることが保証されるからです。この商品のユニークさは、地元のありのままを商品化できることにあります。新しい何かを作るのではなく、今あるものを利活用します。
原材料は「日本のお米」
お菓子の原材料で多いのは、コーン、じゃがいもです。しかしこれらは、輸入に頼っているのも事実です。ひとスナックは国産のお米のみで作られたサスティナブルスナックです。
工場で働く人の特性に合わせて、製造するものを選定し、フードプリントのお菓子製造を行っています。ラムネ、粒チョコ、グミ、飴など、様々な食品にプリントをしています。
ひきこもり経験者を積極的に採用
「人が工場に合わせるのではなく、工場が人に合わせる。」今の社会の枠組みに、タイミングなど様々な理由でたまたま入ることが難しかった人たちが働ける居場所を作っています。
プリントするだけ・されど奥が深い・その可能性は無限大
食品にプリントできるフードインクを使用します。その時々の欲しいものに、売りたいものにあわせて製造できるから世の中のニーズに合わせて商品企画をすることができます。
地域活性化の要素もいれられる
小ロットで適時適量生産が可能なので、例えば地域に特化した限定品の生産、ニッチなファンのためのグッズなど、多様なニーズに応えられます。だからこそ、仕事が入り続け継続的な支援が可能になります。
代々作り続けている商品も、ストーリーを付加したり商品名を変えたりすることで、売れる売り場が変わったり売れる対象が変わったり、全く違った価値が生まれ売れる商品になります。
それは単にカッコいい、キレイというデザインをすることではなく「競争しないでいい」「戦わないでいい」商品づくりということです。
既存品をアイデア一つで変換
「新たな商品開発では、コストがかかるもの」というのは定説ではありません。アイデア一つで売れる商品に化けさせることが出来ます。このノウハウこそMNHグループの真骨頂。
弱者の味方・知的財産権を駆使した商品開発
ネーミングとストーリーでより売れる商品に化けさせます。ただそのままでは売れた後に誰かに真似されてしまいます。最初から知的財産権を意識した商品開発が必要です。
「競争しないで勝てる商品づくり」が一番大事にしていることです。
売れる商品は売る場所も考えます
商品はそれそのものが売っている場所、そこに訪れる人の気持ちまで考えて企画されます。MNHグループでは「単に作って終わり」ではなく売れ続けることを共に作りあげています。